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先日マニクール・サーキットで行われたフランスGPにおいて好成績を収めたフェラーリ。この結果を受けて、今なおマシンの追い抜きシーンを観る事は少ないものの、確実にフェラーリとルノーチーム間における「戦い」の雰囲気は生まれてきています。レースごとに組まれる作戦の優劣や開発における僅かなマシンの性能向上によって流れは大きく変化。一昔前と比べると、楽しみ方にこそ違いはあるものの、ファンにレースを観戦する期待感を与えてくれているのは確かです。 ここ数戦絶好調のフェラーリですが、トップに君臨するアロンソとのポイント差は今なお17ポイント。一見、ルノー相手にこのポイント差は厳しいんじゃないか、たまたま調子がいいだけなんじゃないかと、半信半疑でこの状況を見守っている人が多いと思いますが、この強さが一時的なものではない興味深い事実が、ここ2戦の結果から見受けられます。それは、シューマッハがアメリカ、フランスGPにおいて3つの部門を独占したという事!ポールポジション、優勝、ファステストラップ。これは意外にも、シューマッハが実現するまで今シーズンに入ってからはアロンソですら成し得ていなかったのです。この結果は強さを確信付けるには不十分かもしれませんが、大きな意味合いを秘めていることは確か。フェラーリチームの中で何かが大きく変化したのも否定できません。ジャン・トッドも、「我々はコンストラクターズのみならず、ドライバーズポイントでも1位を目指すよ。残りのレースを考えれば十分に可能性は残っているからね。」と、戦う姿勢を示していました。フランスGPにおいてフェラーリのみならずトヨタチームも好成績を収めたことから、ブリジストンタイヤが飛躍的に良くなってきている事は誰もが認める事実。「我々は今の状態を持続させながら、1戦1戦、ポイントを稼いでいきたいと思う。最後の最後まで戦い続けなければならない事は承知している。残り7戦、強いマシン、素晴らしいタイヤで全力をあげて戦い、毎回マシン性能を向上させていくことに努める。最後にライバルチームよりも上に立つためにね。ポール・リカールでの夏休み前最後のテスト、次の3戦に向けてのタイヤテストが重要となってくるだろうね。」と、コメントしていました。![]() 昨日より、南フランスはカステレにあるポール・リカール・サーキットでそのテストが開始され、マッサとサードドライバーのマーク・ジェネがトッドの予告通り、ドイツ、ハンガリー、トルコGPに向けたブリジストンタイヤのテストと電気系統の発達プログラムをこなしました。(Felipe Massa / ベストタイム 59"627 ・ Marc Gen / ベストタイム1'00"080)今日はシューマッハも参加してテストが続けられています。 一方、その他ライバルチームも着実にテストプログラムをこなしています。スペインのへレス・サーキットで行われている合同テストでは初日、2日目とマクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサがトップタイムを出し、ここ最近良くなってきているマシンの感触を確かめていました。デ・ラ・ロサは次戦ドイツGPでも出走が濃厚。テストドライバーを務めるゲイリー・パフェットやルイス・ハミルトンも素晴らしいテクニックを持っており、デ・ラ・ロサの連続参戦は厳しいかとの噂もありましたが、このパフォーマンスはいいアピールへと繋がったのではないでしょうか? フェラーリのライバル、ルノーチームはヘイッキ・コバライネン、ホセ・マリア・ロペスがステアリングを握り、フェラーリ同様ドイツGPに向けたミシュランタイヤテストに加え、ローダウンフォース設定のマシンで走り込むなど研究開発プログラムを着々とこなしていました。監督ブリアトーレがフランスGP直後、「ミシュラン、目を覚ますように」と、言った事からもタイヤ開発は今後のレースを勝つ為にも深刻な問題。元ミシュラン開発担当者がフェラーリ入りし、248F1のリアサスペンション開発に関っているなどルノーチーム、ミシュランにとっては驚愕の事実もあります。ルノーは後数ヶ月でF1界から撤退。最後の年に錦を飾れるのか・・・タイヤ戦争はますます激化しそうです。へレステスト1日目 1.Pedro De La Rosa / McLaren Mercedes 1'18"529 Laps62 2.Gary Paffett / McLaren Mercedes 1'18"763 Laps92 3.Alexander Wurz / Williams Cosworth 1'19"631 Laps98 へレステスト2日目 1.Pedro De La Rosa / McLaren Mercedes 1'17"547 Laps85 2.Heikki Kovalainen / Renault 1'18"029 (+0"482) Laps128 3.Anthony Davidson / Honda 1'18"200 (+0"653) Laps107 4.Jenson Button / Honda1'18"273 (+0"726) Laps82 5.Gary Paffett / McLaren Mercedes 1'18"518 (+0"971) Laps93 6.Robert Kubica / Sauber BMW 1'18"753 (+1"206) Laps82 7.Robert Doornbos / Red Bull Ferrari 1'18"982 (+1"435) Laps52 8.Ricardo Zonta / Toyota 1'18"986 (+1"439) Laps123 9.Alexander Wurz / Williams Cosworth 1'19"140 (+1"593) Laps93 10.Olivier Panis / Toyota 1'19"143 (+1"596) Laps103 11.Jose Maria Lopez / Renault 1'19"394 (+1"847) Laps87 12.David Coulthard / Red Bull Ferrari 1'19"459 (+1"912) Laps65 13.Nick Heidfeld / Sauber BMW 1'19"560 (+2"013) Laps96 14.Neel Jani / Toro Rosso Cosworth 1'20"379 (+2"832) Laps51 15.Giorgio Mondini / Midland F1 Toyota 1'21"041 (+3"494) Laps85 最後に嬉しいニュースがありました。まず1つ目は2007年より再びベルギーGPがスパ・フランコルシャン・サーキットが復活とのこと。個人的にこのコースは大好きなので期待していたのですが、こんなに早く復活すると聞いて嬉しい限りです。あのアップダウンのコースを高速で駆け抜けるマシンは最高!いつか生で観に行きたいです。 ![]() そして、2つ目は何と言ってもSuper Aguri Hondaチーム待望の新車SA06がお目見えした事!ファンの方々にとってもこのマシンのパフォーマンスは楽しみでしょう。シルバーストーンでお披露目会があったとのことで、短時間のシェイクダウンながら佐藤拓磨操るこのマシンを皆、暖かい目で見守っていたとか・・・。このマシンでの本格的なテスト参加は20日に予定されています。ドイツGPからは新ドライバー山本左近も参戦し、新生Super Aguri Hondaチーム、スタートです!! ![]() 佐藤拓磨、頑張れっ!!! ![]() by motore | 2006-07-20 18:00 | F1 Germania GP
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